1978年東京都出身。青山学院大学国際政治経済学部卒。
大学卒業後に映画美学校で瀬々敬久監督の指導を受けたのち、企業 VPや映画・テレビCM等の現場に携わりながら6本の短編映画を監督。
2016年、初長編監督作『アルビノの木』が第6回北京国際映画祭の新人監督部門で正式上映、テアトル新宿ほか全国で公開。海外映画祭で20受賞。
2021年、長編2作目となる『リング・ワンダリング』(出演:笠松将、 阿部純子、安田顕、片岡礼子、品川徹、田中要次、長谷川初範ほか) を完成。第37回ワルシャワ国際映画祭で世界初上映、エキュメニカル 賞スペシャル・メンションを授与され、第22回東京フィルメックスで国内初上映。アジア最大級の映画祭・第52回インド国際映画祭で最高賞の金孔雀賞を、アフリカ最古の映画祭・第43回ダーバン国際映画祭で最優秀脚本賞を受賞。台湾、シンガポールにて劇場公開、国内各地で1年以上にわたるロングラン上映となった。
同作の公開と並行して、新作長編企画『水虎』を進行中。そのパイロット版が松竹京都撮影所で制作され、第34回東京国際映画祭で世界初上映。文化庁主宰2021年度・日本映画海外展開強化事業の映画作家 3名に選ばれ、ユニジャパンの推薦で第72回ベルリン国際映画祭及びヨーロピアンフィルムマーケットに派遣される新進監督4名にも選出された。
『光る川』が長編3作目となる。
1979年生まれ、京都府出身。音楽家、映像作家。
2001年、アメリカにて音楽と映像のアルバム「pia」でデビュー。『おおかみこどもの雨と雪』(12)『バケモノの子』(15)『未来のミライ』(18)などの細田守作品の映画音楽、NHK連続テレビ小説「おかえりモネ」をはじめとするTVドラマ音楽、CM音楽、舞台音楽のほか、映像制作やVJ、執筆など幅広い活動を行っている。
2014年より里山での活動をはじめ、アイヌの唄い手など多様な表現者を交えた村祭りのような「山咲み」を発表。近作は、山村にある自宅の窓を開け自然を招き入れたピアノ曲集「マージナリア」、エッセイ集「こといづ」、そして瀬田なつき監督『違国日記』(24)でも映画音楽をてがけ、話題を呼んだ。
1999年、山形県出身。2017年「週刊プレイボーイ」の表紙&巻頭でモデルとしてデビュー。その後TVドラマ「宮本から君へ」(TX /18)「ラジエーションハウス」(CX /19)「その女、ジルバ」(CX/21)「エルピスー希望、あるいは災いー」(KTV系・CX/22)など数多くのTV、配信ドラマ、映画に出演。NETFLIX「シティーハンター」(24)では物語のキーとなる女性くるみを演じ、話題となった。透明感のあるビジュアルとあどけなさの中にある色気が際立っており、本作はオーディションで抜擢された。
1995年、大阪府出身。大学在学中からモデルとして活動。2019年頃から俳優として「HiGH&LOW THE WORST」(19)「君は永遠にそいつらより若い」(21)、「Sin Clock」(23) といった映画やNHK大河ドラマ「いだてん」(19)、NHK連続テレビ小説「舞い上がれ!」(22)やNETFLIX「サンクチュアリー聖域―」(23)KTV/CX「春になったら」(24)などに次々と出演。ネクストブレイクが期待される俳優として注目を集めている。
2015年生まれ。0歳の頃から活動しており、「緊急取調室」(テレビ朝日/21) 大河ドラマ「青天を衝け」(NHK/21)「イチケイのカラス」(CX/21)「王様戦隊キングオージャー」(テレビ朝日/23)などTVドラマの他にもCMやMVまで幅広く活動。金子監督の師である瀬々敬久監督の映画『春に散る』(23)にも出演しており、確かな演技力で本作では一人二役という難役に挑んだ。
1973年、北海道出身。演劇ユニット「TEAM NACS」メンバー。映画・テレビ・舞台を中心に活動。『俳優 亀岡拓次』(15)、『愛しのアイリーン』(18)、『私はいったい、何と闘っているのか』(21)などの主演作のほか、『ザ・ファブル』(19)、『ホテルローヤル』(20)、『ザ・ファブル 殺さない殺し屋』(21)、『とんび』(22)、『ラーゲリより愛を込めて』(22)、『朽ちないサクラ』(24)など、硬派な役から個性的な役まで演じられる俳優として数々の話題作に出演。金子作品は『リング・ワンダリング』(21)に続く出演となる。
1979年、静岡県出身。映画、TVドラマ、舞台、CMと幅広く活動。『万引き家族』(18)、『孤狼の血LEVEL2』(21)、『夜明けのすべて』(24)、『Cloud』(24)、『雨の中の慾情』(24)など話題作のほか、『CUT』(12)『お嬢さん』(15)『ONODA』(21)などの海外監督の作品にも出演。主演作『夜を走る』(22)では日本映画プロフェッショナル大賞の主演男優賞を受賞した。
1981年、宮崎県出身。高校演劇をきっかけに役者への道を歩む。 早稲田大学 第1文学部 演劇映像コース在籍時より、役者としての活動を開始。2004年、廣木隆一監督「ガールフレンド」のオーディションで主役に抜擢されスクリーンデビュー。その後、映画・TV・舞台と活動の場を広げている。金子監督作では、『すみれ人形』(07)でヒロインを演じ、『アルビノの木』(16)に続く出演となる。
1966年、東京都出身。アイドルグループ「CHA-CHA」やユニット「K2」でタレントとしてバラエティー番組で人気を博す。映画『弾丸ランナー』(96)に出演以来、TVドラマ、映画への出演多数。近年は『ナミビアの砂漠』(24)『ゴールデンカムイ』(24)や「全裸監督2」(NETFLIX/21)NHK連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」(21)「虎に翼」(24)といった話題作が相次ぐ。また放送作家、脚本家としても幅広く活躍している。
東京都出身。1974年、つかこうへい事務所に入団し、舞台『ストリッパー物語』で鮮烈主役デビュー、『ヒモのはなし』(78)では第13回紀伊國屋演劇賞個人賞を受賞。映画界では黒澤明、大林宣彦ら巨匠、気鋭の監督たちに愛され、TVドラマ史に輝く作品にも多数出演。近年の主な映画は『ミッドナイトスワン』(20)、『スイートマイホーム』(23)、『湖の女たち』 、『変な家』、『サユリ』(24)など。2025年に『金子差入店』の公開が控える。
劇団シェイクスピアシアターの旗揚げに参加。映画、TVドラマ、舞台などで幅広い活躍を続けている。黒澤明監督の『乱』(85)で映画デビュー。『ソナチネ』(94)『スワロウテイル』(96)『マルタイの女』(97)と言った名作から『茶飲友達』(23)『ベイビーわるきゅーれ2ベイビー』(23)といった意欲作にも積極的に出演。近年では海外作品の出演も多く日本映画界を支える俳優の1人である。2025年公開映画に「雪の花-ともに在りて-」(小泉堯史監督)「そして、優子II」(佐藤竜憲監督)「みんな笑え」(鈴木太一監督)等がある。